31日目

31日目

こんにちは。今日は岩手県一関市から宮城県仙台市まで移動しました。

31日目(2024/08/28)

8/28Wed
岩手県一関市〜宮城県仙台市
岩手県天気: ☁️☂️

昨日は道の駅 厳美渓で一晩過ごしました。道の駅から歩いて10分ほどで厳美渓を見れるらしいので行ってみます。

厳美渓、岩手県一関市。
磐井川の険しい渓谷を遊歩道から眺めます。

厳美渓を一通り見て出発です。岩手県一関市街を過ぎ、国道284号を東に進みます。

宮城県に入ります。

気仙沼駅、宮城県気仙沼市。
県道26号を通り、唐桑半島に入ります。県道26号は一部、細い山道です。巨釜(おがま)、半造(はんぞう)を目指します。

巨釜・半造は唐桑半島を代表する景勝地で、海食による大理石の奇岩が連続します。

巨釜。浜から沖合を見ると、あたかも大きな釜の中でお湯が煮えたぎっているように見えます。また、沖にある八幡岩が蓋のように見えることから巨釜と呼ばれたといわれています。
半造。この辺一帯は海の資源が豊富で、アワビ等の貝類を採って生活し、繁昌したことから、「繁昌」がなまり「半造」といわれています。または、釜が半分だけ完成したような形なのでこのようにも呼ばれていたともいわれています。
半造周辺を歩いていると、岩と岩の間に隙間があり、人が十数人入れそうなかなり大きめの、洞のようになっている場所がありました。写真では見えませんが、洞の中を覗くとピエロのお面が落ちており、こちらを見つめていました。怖過ぎ。
アメリカ合衆国のホラー映画、”IT”の作中に登場するペニーワイズを連想させます。
引用:https://theriver.jp/2017-it-pennywise-new-photo/#google_vignette

巨釜、半造を後にし、国道45号を北上、再び岩手県に入ります。ここ数日、岩手県への出入りが多いです。岩手県に入るのはこれで3度目です。

奇跡の一本松、岩手県陸前高田市。
江戸時代の防風、防潮林としての植林が始まりの高田松原の松林。1896年の明治三陸地震津波、1933年の昭和三陸地震津波、1960年のチリ地震津波など、三陸沿岸を幾度となく襲った大津波により多くのマツが枯死するなどの被害を受けてきました。しかし、松林の中でとりわけ大ぶりな松、「奇跡の一本松」その度に津波被害を乗り越え、生き残ってきました。
東日本大震災の時も防潮堤を乗り越えた津波によりほとんどの松が流出しましたが、奇跡の一本松は倒れずに最後まで残りました。そんな一本松も海水により深刻なダメージを受けており、2012年5月には枯死が確認されました。しかし、保存を願う市民や、内外からの支援によりモニュメントとして保存され、今も沿岸に佇んでいます。
枝葉の部分はレプリカ、幹は実物を加工したもので内部に特殊素材の芯棒が入っており、根の部分はコンクリート基礎が築かれています。
希望のかけ橋とベルトコンベアの基礎。東日本大震災で壊滅的な津波被害を受けた岩手県陸前高田市では、高さ10m以上に及ぶ市街地のかさ上げ工事が行われました。その工事で土砂を運搬した巨大ベルトコンベアとそのためのつり橋希望のかけ橋の基礎部分が残されています。
奇跡の一本松周辺は歩道が整備されており、散歩にうってつけの場所でした。
道の駅 高田松原

奇跡の一本松を出発し、国道45号を南下、宮城県仙台市方面へ向かいます。

無料の自動車専用道、三陸沿岸道路(三陸道)を活用します。
松島、宮城県松島町。
福浦橋。本土と福浦島を結ぶ橋です。福浦島にある見晴台からは松島の綺麗な景色が見渡せます。
喉が渇いたので、福浦島の茶店で買ったサイダー。150円。

松島を出発し、再び国道45号へ。宮城県仙台市を目指します。三陸道は仙台市付近が有料となるので、下道の方を通ります。

夕暮れ時、宮城県仙台市内に到着です。

車をコインパーキングに停めて仙台市内を歩きます。

AER(アエル)。ショッピングモールが入った高層ビルで、31Fの展望テラスに無料で上ることができます。
AER展望テラスからの景色。真っ直ぐと続く商店街が見えます。

市の中心地からさほど遠くない場所に東北大学のキャンパスがあるようなので行ってみます。

魯迅先生の像

今日は宮城県仙台市内に泊まります。明日は東北地方を再び内陸側に入って、山形県に行ってみたいと思います。前回、北海道へ向かう途中は山形県をほぼ通過する形になってしまったので今回は山寺など、見所を見物したいです。

走行距離:230km
平均燃費:17.1km/L
食費:1630円
ガソリン:4952円
カー用品:798円
福浦橋 通行料:200円
雑費340円
合計:7920円

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です